REVOLUTION Blast

翼幅  289cm高さ 74cm重量 390g シャフト:3wrap/Super Leading Edge
ウインドレンジ 1.5m/s-5.4m/s   Power/Traction  5.4m/s-11m/s 

機体の重さが少し重いのが気になったのですが付属のビデオを見ていてその飛びに驚きました。
コントロール性とスピードを兼ね備えた、、というようなことがREVOLUTION KITEのHPに書いて
あるようなのですが(英語がよくわからないのでそんな感じのことが書いてあるような{^^;})
ビデオの映像はまさにその通りでREV 1のようなサイズなのに実に機敏にフライトしていました。
ShockWaveのような剛性のある造りで強風でもしっかりした感じです。
デモのビデオでは上空ではなく普通に飛行している低空の範囲でラインたるませグライダー飛行
のようなことをやっていてカイト自体のバランスも非常によくとれている感じがします。
同時に飛行しているREV1.5のまわりを高速で飛び回りインバーテッド(背面)
飛行も随所にでており性能の差を見せつけるような(@@)内容でした。

実際の飛行はどうでしょう。
私の腕前では同じ飛行はできっこありませんが{^^;}飛ばした感じをレポートします。

写真ではわかりにくいですが下側のラインは外側(標準)内側(強風)と2カ所接続できるようになっています。
ハンドルはカーボン制で付属のビデオに写っているものと同じです。 LEの端面はShockWaveよりシンプルな止め方です。
この日は風がガスティーで強かったり、弱かったりしていましたがこの機体はかなりウインドレンジが広い
ようで思ったよりも浮きがいいです。  重量はそこそこあるのですがかなり面積があるしShockWave
と同じく板?!みたいな感じなので効率よく風をうけられるのだと思います。
またこの剛性のある構造のおかげで風が強くなってもとてもしっかりしていて付属の
「強風用センターシャフト」はよっぽどの強風の時以外は不要な感じでした。

この機体の操縦性は私の感じたかぎりではほんとうにRev1.5とShockWaveの中間、、というか良い
ところを集めた感じでした。  なんかウデが良くなったような気がするほどで思ったように操作できます。
(といっても私の腕前の範囲ですが、、{^^;})
風が強いとき、かなり引きますがShockWaveのように加速しながら暴れてしまうことがなく私でも
コントロールでき、あくまでドーンと前に素直にもっていかれる感覚です。(でもすこしShockWave
的な感じが残っていますが、、シャープなコントロールができるメリットのほうが多いと思います。)
静止したときの安定性は私のRev1.5よりも良い感じでインバーテッド(背面)は
いままでにないほど上手くできました。  やはり正面に比べて浮きませんが後ろにさがりながら
コントロールするとけっこう止まってくれていつまでも、、というわけにはいきませんでしたが
面白くて時間を忘れて練習してしまいました。  この機体のメッシュみたいな部分はグラス入りの
ビニールでShockWaveと同じくいわゆるメッシュは入っていませんが中央の三角な部分が
高速飛行中にバタバタしていたので中央の黒いラインの部分に2.5mmのソリッドカーボンを
入れてみました。  重量的には約5g、ほんのわずかです。 それよりせっかくいい操縦性
がスポイルされないか心配だったのですが効果もそれほどないかわりに操縦性も変わりません
でした{^^;}。 ただ雰囲気的に組んだときしっかりした感じがするのとバックのときの安定性
が良くなったような、、(たぶん気のせいです(笑)

音は高速で走らせるとShockWaveのような感じの風きり音がしますが4本のラインをピンと張って
いるように意識して飛ばすと割と静かに飛行できます。
さすがにサイズが大きいので風が強めだとかなり引きが強くてまるで筋力トレーニングマシン(笑)
のようでまさにスポーツカイトですが操縦性が素直で私にとってお気に入りの一台になりました。(^^)