オリジナル  スーパー アルチメイト

機体デ−タ
スパン−９００ｍｍ  全長−９９０ｍｍ  重量−１４２０ｇ(バッテリ−含む）
翼型−オリジナル対称   翼面積−約３０ｄｍ
エンジン−ＯＳ３２F ＡＢＣ   マフラー   アサノカーボン
プロペラ−ＡＰＣ１１ｘ６（ＴＨＣ７００Ｒ  １２０００ｒｐｍ）

アルチメイトのキットはたくさんありますがこの機体は１００％自分で設計したオリジナル機です。

この飛行機のスーパーなところ

軽いこと、、、３２F＋チューンドマフラーにしてはかなり軽い部類にはいります。
胴体の長さが約１ｍと、そこそこ長いので安定性はわりと良好です。逆にテールモーメント
がありすぎてフラットスピンにはいりにくくなってしまいました。

軽さの工夫、、、主翼の材料はほとんど１ｍｍバルサでスパーは５ｘ５バルサです。
エルロンは中空でフィルム張り上がりで重さは主翼１枚１００ｇ前後です。
強度はショートスパンの複葉機なので大丈夫のようです。
（かなりハードに１００回ぐらい飛行していますが異常なしです）
マフラーは２０用カーボンをすこし長くして使っています。
（マニーフォールドをいれて８０ｇぐらいなのでノーマルマフラーと同じぐらいで音が静かです。）
マフラーを固定するのに軽いナイロンバンドを使用しています。
（２サイクルは排気温度が低いのでこれで大丈夫です）

重くなりがちなエンジンマウント回りですがこの機体はエンジンのバックプレートに、２ｍｍ
のアルミ（１７ｓ）板で作った３角形のマウントを３ｍｍビス３本でフローティングして取り付け
しています。
機体側はエンジン取り付け部が、航空ベニヤの１ｍｍと２ｍｍを張り合わせた３ｍｍのものを１枚
使用しています。
メインギャーはアルミで自作しましたが肉抜きをして、強度をあげるために１ｍｍのピアノ線で
はり線をしています。

変な所にエルロンサーボがついていますが、これはショートスパンで主翼が軽いため、安定性を
増すために翼端を重くするためです。

この飛行機の飛びは、、、
プロペラの設定が速度より上昇力重視ですからホバリングで釣り合うのがスティク半分ぐらいです。
スパンが短いため垂直に立てるとすぐに回転しはじめてトルクロールになってしまいます。
複葉機の特性もあるのですがナイフエッジは非常によく浮きます。
中スローで軽くラダーをあてているだけで安心して飛行でき、ナイフエッジループの引き起こし
（普通の飛行機はこれが恐い）も楽に立ち上がります。
ロールはとくに絶品でクルクルとシャープにまわります。

スパンはまるで１０クラスの機体のようですが低速の浮きはわりと良く普通の練習機なみにゆっくり
飛行でき複葉機の雰囲気が味わえます。V(^^)V